
株式会社 住宅王様
都内23区を中心として建設事業を事業とする株式会社住宅王。施工のみならず、不動産コンサルティング業も営んでおり、土地管理から企画・設計、建築施工までワンストップで対応しています。特に低層向けの施工実績が多く、鉄筋や生コンを通常よりも少なく建築することを可能とした、コストパフォーマンスの高い独自の建築技法が強みです。
今回は代表である齊藤智一様にお話を伺いました。
<支援内容>
労務相談・社内制度設計アドバイス・採用コンサルティング・社会保険手続き代行・給与設計・ITツールによるオペレーション設計・給与計算代行
必要なのは「会社の成長を共に見れる」存在であること
ーーONE HEARTに依頼した背景を教えてください
もともと当社には専任の社労士の先生がいましたが、どちらかというと受動的なスタイルの先生でした。しかし、組織体としてこれから採用を加速させていくフェーズだったため、会社の成長に積極的にコミットいただけるスタイルの社労士事務所を探していました。
こちらが当時求めていた社労士様への要望を公開し、ONE HEART様からお問い合わせをいただいたのがきっかけだったと思います。
士業の先生ともなればなおさらお付き合いしてみないと分かりませんが、ONE HEART代表の吉田さんの第一印象は「若くてやる気がある」でした。最初にこちらも情報をオープンにするので、提案型でいて欲しいという要望をお伝えしました。実際にお付き合いを開始してすぐにこちらの要望をしっかりと汲み取っていただき、結果的に本当に良い先生に出会えたと思っています。

ーー支援内容について教えてください
実務はもちろんですが、最近では月に一回行う定例ミーティングで労務相談を主にしています。通常の社労士様であれば業務範疇外のものや、丸投げのような相談をしてもきちんとヒアリングして的確に提案していただけるので、とても助かっています。
例えば直近では採用周りの相談なども行いました。現在当社では若い方の採用に注力をしていますが、ただ募集を出しただけではなかなか集まりません。若い方がどのような環境を望まれるのか、働きやすいと感じるのか考慮する必要があります。
そうした中でONE HEART様からは有休消化率100%の社内体制を作ることをご提案いただきました。建設業はどうしても休みがないといったイメージがありますが、人のマンパワーで成り立つ業界だからこそ効率的な休息が必要です。休むのを遠慮したり、必要に迫られた時だけ休むのではなく予め有給の消化日を決めてもらい気持ちよく休めるようにする制度を整えました。
そうした「働きやすい社内体制作り」等もONE HEART様に力になってもらっています。
企業のフェーズ・成長に合わせた組織設計の重要性
ーーONE HEARTの魅力を教えてください
単なる「顧問として」ではなく会社の戦力として力になってくれる点ですね。仕事の割り振りが決まっていて枠組み内でしか仕事をしない、ではなく能動的に関わってくれて会社の成長について同じ目線で考えていただける。これは簡単なことのようで、なかなかできることではありません。
また、ONE HEART様の場合はそれだけではなく、判断能力や提案力がとても優れているという点が大きな魅力です。断片的な情報からも、会社として今どのような体制が適切で必要なのかを示していただけます。
当初、社労士事務所を探していた際に「感性が若い、先を見据えている、成長を一緒に考えてくれる」という点を軸にしていましたが、まさにベストマッチだったと思っています。
ーーどういった企業にONE HEARTをおすすめできますか?
私自身も経営者としてはまだ2年目で、労務に関して分からないことは多々あります。それでも事業を伸ばしていくためには乗り越えていかねばなりません。こういった状況の経営者の方はとても多いと思います。
企業の成長意欲があり、まさしく組織の規模感が大きくなったりフェーズが変わるタイミングで労務に悩んでいる方にはぜひお勧めしたいです。
ーー最後に今後の展望を教えてください
若い方を中心に社員も増えていくので、それらを見据えたカルチャー・組織設計には注力していきたいと思います。

特に建設業ではベテランの方と若い方で二極化します。それらの共存共栄も課題となってきますが、無理にどちらか一方に合わせるのではなく、それぞれに適したプラットフォームを作っていくことが大切だと思っています。
例えば若い方はDX化を含め効率化できる部分は効率的に進めつつ、とはいえ建設業では経験値が重要なので、ベテランの方は今までの経験を活かしながら必要な部分だけを取り入れるなどを考えています。
今後はそうした環境作りもより必要になってくるので、継続的にONE HEART様のお力を借りて乗り越えていきたいと思います。
ーー齊藤様、貴重なお話ありがとうございました!